いつも見ていただきありがとうございます。イシカワです。
今回はカットの基本第6弾をやっていこうと思うんですけども、ここからちょっと本格的に、カットの理解をより深めていくっていう内容ですので、前回までは、もうめちゃくちゃ基本的な「ワンレン、グラ、レイヤー」の簡単なんですけど、ご紹介しましたので、そちら見てない方はぜひ確認してみてください。
今回までやっているはカットの基本編は、ワンレングスカットとかレイヤーとか、グラデーションの方法を紹介しますのでそちらの方もぜひ確認して、よりカットの理解というのを深めていきましょう。
この記事の方は全部で基本編12本ですね。12個のカットの基本になってますので最初から今回が6本目という感じになってますので、あと6本内容は残ってるんですけど、URLをブックマーク登録してない方は見逃さないためにも是非メモ帳などに登録よろしくお願いします。
今回は第6弾カットの基本編!!!
目次
美容師なら知らないと「損をする」グラ・レイヤー丸み関係.Lesson6
っていうことで、前回やったグラとレイヤーに付随して、グラどレイヤーの頭の丸みの関係性ってとこです。
この関係性というところを理解しておかないとちょっとカットで悩んでしまいますよね。まずここを理解をしていきましょう。
この記事を見終わった後は、頭っていうのは完全な球体ではないっていう部分の理解と、グラとレイヤーのセクションの違いっていうのが把握できるようになっていきますので、ぜひ最後まで見てってください。
今回やっていく内容が3つですね。
1つ目がグラとかレイヤーとかじゃないですけど、セイムレイヤー。セイムレイヤーの役割を把握していく、
2つ目がバックとフロントの収まり方を理解する。
3つ目が各セクションの違いですね。
各セクション別のグラとレイヤー違いっていうのを理解していきましょう。
セイムレイヤーの役割の理解
まずこの1つ目のセイムレイヤーの役割を理解するっていうところなんですけど、セイムレイヤーっていうのは頭の丸みに対して全てをオンベースに出すことによって、全て同じ長さのセイムレイヤーができるっていうスタイルなんですけども、セイムレイヤーの役割を理解することによって、カットスタイルがより滑らかに作っていくことができる。骨格っていうのは、カーブがすごく急なとこだったり、すごくフラットなところがあるんです。
頭の形において丸みが強い所と、そこまで強くないっていう部分がありますので、セイムレイヤーみたいに長さを同じように切っても、場所によっては、段差が異なってくるんです。段差が異なるっていうのは、段差が変わってきちゃうんです。トップからフロントにかけてもその頭の丸みに関しては同じことが起きるんです。
前回紹介したように、グラデーションっていうのは重さを作って、レイヤーっていうのは軽さです。フラット感を作るんです。その重さと軽さの間に存在するのがセイムレイヤーになってますよね。
なので、セイムレイヤーは「適度な重さと適度な軽さ」があるんですよ。
これをグラデーションで切ったりレイヤーで切ったり、もしくはレイヤーで切ってからグラデーションで切ったりと、
そういったときの繋ぎとしてセイムレイヤーを使っていくんです。
このセイムレイヤーを繋ぎで使っていくことによって、スタイルがより滑らかに作っていけるっていうのが、セイムレイヤーのすごく大事なポイントです。
バックセッションで見たときに、頭の丸みが、襟足、アンダーセクションに対して内に入ってくる。その内に入っていく段階の段差のかかり方が変わってくるんです。フラットなところから急に入ってくる。急に入ってくる切り返しのところで、角度が急に変わっていくんです。この繋ぎの部分をセイムレイヤーカットしてあげるとより滑らかになっていくんです。
なので、セイムレイヤーでカットしていくんですけども、最初の記事で書いた
頭の形ですよね。骨格。骨格の丸みに対してフラットな部分から内に入っていく切り替え部分の、段差位置ですね。
同じ長さで切っていても段差の重なり方が違うと覚えておきましょう。
バックとフロントの収まり方を理解
次に2つ目ですね、2つ目がバックとフロント部分の収まり具合の把握ということです。
要はグラデーションとレイヤーで重さと軽さのメリハリをつけていくっていうのがすごくポイントになっていまして、頭の丸み、先ほど言った、頭の丸みから急に内側ですね。
急にアンダーセクションに対して内に入っていくことによって段差が急に変わっていくんですよ。丸みに対してですね。段差の変わり方っていうのは、このグラとレイヤーで違うので、まずそこを理解していこうということですね。
グラデーションの特徴といえば前回も言ったようにグラデーションっていうのは、下が短くて上が長いですよね。
このグラデーションの段差なんですけど、バックセクションの丸みに対して、グラデーションでカットしてくるんですけども、重なり方が丸みがあるところから内側に入っていく、
襟足の部分ですね。そこから段差が急に広くなっていくんですよ、そこまではちょっと狭い段差から、急に広くなってくる、まずここを覚えていきましょう。このグラデーションの段階がどの様に出てくるのか。
次にレイヤーの特徴ですね。
レイヤーっていうのは、下が長くて、上が短い。これがレイヤーの特徴ですね。これは前回記事でご紹介してますので、レイヤーに関してはもう大丈夫だと思うんですけども、レイヤーっていうのは、頭の丸みに対して差がより出てくるのがレイヤーですね、レイヤーにおいて最も段差の幅が出るんのがオーバーセクションなんです。
オーバーセクションと頭の丸みですよね。この強い部分に対して、レイヤーというのはすごく段差が出ることによって、よりシルエットがフラットで縦長になっていく。
縦長になっていくっていうのがポイントになってます。
このレイヤーに関して先ほどのグラとは違って頭の丸みですね。
先ほどのバックセクションからアンダーセクションに入っていく段階で、グラデーションっていうのは若干のグラ幅なのに対してレイヤーっていうのは、丸さが急に入ってくる部分から
一気に広くなってしまうんです。一気に広くなることによってよりレイヤー感が入ってくる。
で、ここまでが2つ目のバックとフロントセッション収まり方の把握っていう部分ですね。
グラとレイヤーの収まり方の違いっていうのが理解できたかと思います。
各セクション別のグラデーションとレイヤー違い
次が3つですね3つ目、各セクションによる違いですね。
オーバーセクション、ミドルセクション、アンダーセクションによる、収まりの判断違いっていう部分を理解しておきましょう。
各セクションの特徴としてはグラデーションとレイヤーなんですけども、
これは前回の骨格原理でも紹介していますけども、このオーバーセクションっていうのは外側に向かって落ちていく。ミドルセクションはわりとフラットに丸み、傾斜が少ないというか丸みが少ないですね。
この襟足の部分っていうのは、内に入って急に丸さが強くなってくること、ここの理解は前回の記事で理解していると思いますので、各セクションに対して、レイヤーとグラデーションを切った時にどうなっていくか?っていうのがポイントなんですよ。
まず初めに、グラデーションの場合っていうのは、オーバーセクションから見ていきましょう。
オーバーセクションに対してグラデーションをかけると、段差の幅があまり出せないですね。
オーバーセクション
- 頭の丸いところに対してグラデーションをかけているので、そこまでズレ幅が出せないっていう部分。
- 他のセクションに比べて段差の幅が出ないので、動き自体もちょっと出しづらいセクション。
- オーバーセッションとかは、グラであれば動きもだせないし、段差も出せない部分。
プラス、オーバーセクションをグラデーションでカットすることで、グラデーションがミドルセクションかぶってきてしまいます。
なのでフォルムの上に乗ってきちゃう。乗ってくることによって髪の毛のシルエットがより膨らんで見えてしまいます。
オーバーセクションをグラデーションに切るとより大きく見えるっていうのが特徴ですかね。
次にミドルセッション。
ミドルセクションをグラデーションで作っていく。ここが一番使ってるかなと思うんですけど、
ミドルセクション
- 厚みが出やすいので、フォルムを狙いやすいポジション。
ミドルラインはグラデーションで作ることによってフォルムを狙いやすいといった特徴があります。
次にアンダーセクションをグラデーションで切ると・・・
アンダーセクション
- 落とした時に垂直ぽっいラインになるのがグラデーションの特徴。
角度とかにもよるんですが、このグラデーションに切ることによって、アウトラインに厚みを出すことができる。
といったのが、グラデーションにおける、オーバー、ミドル、アンダーセクションの違いになっております。
次にセイムレイヤーですね。
オーバーセクションでセイムレイヤーでカットしていった場合っていうのは、
長さにもよるんですけども、基本的なのはレイヤーアングルなんですが、丸みが強いことによってフォルムが変わりやすい場所なんです。なのでセイムレイヤーで切って、レイヤーが入ると思いきやオーバーセクションの丸みが強い部分を使ってますので、
特徴としては
短ければ短いほどレイヤーが入りやすいです。短いレイヤーであればレイヤーが入りやすいですけど、セイムレイヤーで切っていく場合、長くなれば長くなるほど、今度はグラデーションのラインになってしまうんです。
長さが出てくると、セイムレイヤーで切ってるんですけども、グラデーションが入ってきてしまう。っていうのがオーバーセクションにおいてのセイムレイヤーを使ったときの現象になります。
次がセイムレイヤーをミドルセクションで使った場合ですね。
ミドルセクションで使った場合っていうのは、頭の形がフラットですので、オンベースで切った段階で、頭の形のまま段差が出されるっていうのが、セイムレイヤーのポイントです。
次にアンダーセクションですね。
アンダーセクションをセイムレイヤーで切ることによって、アンダーセクション形のままセイムレイヤーの形状、段差が出てくる。
なので、同じセイムレイヤーで切った頭の形の段差が出てくる。オーバーとミドルとアンダーでセイムレイヤーの出方が変わってきます。
次のレイヤーですね。レイヤーのオーバーセクションで使った場合ですね。
レイヤーをオーバーセクション使った場合って、放射線状落ちます。
放射線状に落ちやすくて、さらにグラデーションとかセイムレイヤーと比べて、動きがつきやすいです。動きがついて、より段差がつくことによって毛先の束間だったり、躍動感を出せるのが、このオーバーセクションのレイヤーの扱いになります。
次にレイヤーをミドルセクションを使った場合ですね。
ミドルセッションで使った場合っていうのはアンダーセクションより動きが出やすくなります。で、アンダーセクションの幅に対して、さらに段差が出ます。段差が出るというのは、ミドルセクションにレイヤー入れた場合の段差の出方です。
最後にレイヤーをアンダーセクションですね。
アンダーセッションを使った場合というのはより段差ががついて、どこも一緒です。より段差はどこもつくんですが、アンダーセッションで使うことによってアウトラインがちょっと薄くなります。薄くペラペラの状態になるっていうのが、レイヤーをアンダーセクションに使った場合の特徴になります。
以上がこの三つ目のその各セクションのグラとレイヤーの違いっていうところです。
各セクションの丸さによって、違いが理解できることによって使っていくポジションを変わっていきますよね?
これで、各セクションにおいて、
グラを使うのか?
レイヤーを使うのか?
っていう理解ができたかと思いますので、これを理解することによってセクションにおいて何を使っていくかっていうのが無茶苦茶ポイントですので、この話を聞いただけで、そういうことか!っていうのが理解できたと思います。
これが知識の差になってますので、
厚みを出したいのか?
フラットにしたいのか?
っていうのを使い分けていただくと、
あとは、セイムレイヤーをどこで使っていくのか?
要は馴染ませなんですよ。
馴染ませで、
切り替えのポイントが変に重さが出てないか?
変にフラットになっていないか?
っていうところで使い分けてあげると、よりメリハリがあるスタイルっていうのは作れるかなと。思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
グラ・レイヤー丸み関係.Lesson6 まとめ
以上がグラデーションとレイヤーの頭の丸みの関係性ですね、
- 1つ目 セイムレイヤーの役割
- 2つ目 バックのグラの収まり方
- 3つ目 各セクションの収まり方の違い
セイムレイヤーの使い方とグラとレイヤーで、バックとフロントで収まり方が違うと、っていた所を把握して、ここから各セクションにおいて、
レイヤーを使っていくのか?
グラデーションを使っていくのか?
なので、レイヤーグラ、レイヤーなのか?
レイヤー、グラ、グラなのか?
って言った感じで厚みをどこに出したいのか?っていうのを狙って使っていきましょう!
今回はカット基本編6.今日インプットした内容を、しっかりアウトプットしてインプットしないといけませんので、そこまでがインプットになってますので、なので今日学んだ内容を、実際に試したり、ブログに書く、YouTubeに上げてみたり、Instagramに上げてみたりが、アウトプットになり、次にやる事になります。人はインプットして何かアクションを起こさないと忘れてしまう生き物ですので、必ずアウトプットしていきましょう。