パーマの薬剤知識をつけるだけで、お客様の髪質、ダメージに合わせた薬選定ができるようになり時間短縮にもなっていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
結論!!パーマの薬はこの3つの薬剤を覚えるだけでいい
- チオ
- システアミン
- ラクトンチオール(スピエラ)
こちらの3つだけ知っていれば全く問題ないです。
実は、僕もこんな偉そうに喋っていますけど、昔はパーマの薬剤なんていっさい解らなかったです。
学校の授業もほとんど寝ていたし、なんなら学校行かなすぎて出席日数ヤバくて卒業できなかったかもしれません(笑)
ですが、そんな僕も美容師になったからには、パーマの薬剤を勉強しなければいけないことに気づきました。
最初は、色んな初めて聞く用語が出てきて、
アルカリ?
サルファイト?
アルギニン?
ん?ん?右から左って感じでしたかね。。。笑
では、どうやって覚えたらいいのか?
簡単です!!「必要な主要パーマ液を3つ覚えるだけ」です。
まずは、
「チオ・これは1番強い」※チオを極めるものはパーマを極める。
「システアミン・普通」※ただし物による。チオ並みのものもある。
「ラクトンチオール・ダメージ用」※ノンアルカリだがアルカリタイプもある。
この3種類だけ分かっていれば全くパーマは問題ないです。
簡単にいうと
- バージンで健康毛でスタイルも短い場合は「チオ」一択です
- 逆に普通のカラー毛などは「システアミン」です。
- ハイダメージ毛、もしくはカラー、アイロンを繰り返している髪の毛はラクトンチオール一択です。
その後に関係してくる部分が、巻き具合、ロッド選定、テンション、タイムこちらの4つの項目が関係していきます。
なのでパーマ液というよりは、他の部分でパーマのかかりが変わっていきます。
以上を踏まえた結論。
この3つの薬剤を覚えるだけでいいんです。
チオ
システアミン
ラクトンチオール(スピエラ)
この3つを理解するだけで、パーマの薬選定にわざわざ迷うことがなくなっていきます。
健康毛であればチオ。
ダメージ毛であればラクトンを選べばいいんです。
簡単じゃないですか?
その後にパーマの巻の構成がどちらかというと必須項目になっていきますので、薬選定が決まったら5分〜7分の間にかかるようにロッドの選定をしていきましょう。
逆にこれでかからない場合は薬ではなくてロッドの選定が太いということです。
もしこれらをそのままにしておくと、まずパーマは上手くなっていかないでしょう。
パーマは薬ではなく巻いていく展開、構成で変わっていきますので、普段のパーマの施術から何分でかかるのかを見ながらかけていきましょう。
なのでワンカールであればロッドで2回転の方がいい場合もあります。
ぜひ参考にして色々試していきましょう。
パーマ4つの基本「チオグリコール酸・シス・システアミン」薬剤スキル
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パーマ4つの基本「チオグリコール酸・シス・システアミン」薬剤スキル
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