学ぶことに”遅い”という事はない。。。学ぶことが大切なんです。
どうもこんにちは、こんばんは、masakiです。
今回は、これからパーマについて学び直したい人向けの記事になります。
1度パーマの巻き方や仕上がりについて見直すことで脳内をスッキリさせましょう。
現代のパーマは薬剤もそうですが、巻き方も多種多様で色んな方法が出てきています。それらを理解することで、迷ういがなくパーマをかける事が可能になっていきますし、お客様の要望や、提案ができるようになっていき、指名が増えたり、お客様から喜ばれる美容師になります。
今回紹介する内容はこちら↓
目次
パーマの種類は何がある?特徴は?
パーマネントウェーブ・・・通称「パーマ」美容師の学校・免許を持っている人なら分かっている事だと思います。
パーマは大きく分けると3種類
◎コールドパーマ
パーマ剤の薬剤反応だけで パーマをかける方法
◎エアウェーブ
薬剤反応と 施術前や施術途中で
55℃程度の温風で髪の毛を乾燥させるパーマ
◎デジタルパーマ
薬剤反応と 施術途中に
ある程度の高温で乾燥させるパーマ
で、ここからさらに分けると2種類だけです。シンプルに紹介します!
薬剤的力でかけるパーマ=コールドパーマ
物理的力でかけるパーマ=デジタルパーマ・エアウェーブ
「コールド系」と「ホット系」パーマで言った方がわかりやすいですかね。
この2種類がパーマです。
意外にシンプルじゃないですか?
普通にパーマと言われているのが「コールドパーマ」
ロッドと言われるものを髪の毛に巻き付けて、薬剤のパワーのみでかけていくパーマ技法になります。学校で最初に習うパーマです。
順番としては、
シャンプー
↓
カット
↓
ワインディング
↓
1剤塗布
↓
2剤処理
↓
スタリング
といった流れになります。
特徴
濡れている時が最もウェーブの形状率が高く乾くとダレてしまうパーマになります。
このコールドパーマに対して、薬剤意外に”熱”の力を使ってかけていくパーマが「ホット系パーマ」になります。
同じように、ロッドと言われているものを髪の毛に巻き付けて熱処理をすることでタンパク変性をさせる事で髪の毛にウェーブの形状をつけるパーマ技法になります。
順番としては、
シャンプー
↓
カット
↓
1剤塗布
↓
ワインディング
↓
熱 or 乾燥処理(デジタルパーマ・エアウェーブ)
↓
2剤処理
↓
スタリング
といった感じで1剤と2剤の間に”熱or乾燥”処理が入るんですね。
特徴
コールドパーマとは違い、乾いてもパーマの形状が出てくれるパーマ技法で、最近の流行りであるコテで巻いたようなパーマやワンカールパーマ、大きめのパーマなどが可能になりました。
もっとコールドパーマ、デジタルパーマ、応力緩和などについて知りたい方はこちら
パーマの巻き方・仕上がりについて
パーマの巻き方や種類についても紹介していきます。
パーマにはヒラ巻き、縦巻き、中間巻き、スパイラル巻き、ツイスト巻き(ネジる)巻き、三つ編み巻きなど様々な巻き方が存在します。
簡単に紹介して行きますと
平巻き
髪の毛に対して垂直に巻きます。根本に比べて毛先に強いウェーブ、カールが出てくるのが特徴
中間巻き(スパイラル)
髪の毛の中間部分から巻いていきます。
根本から巻いていけば”根本巻き”
毛先から巻いていけば”毛先巻き”になります。
髪をらせん状に巻きます。らせん状の立体的なウェーブになります。根元から毛先まで均一なウェーブです。一般的にスパイラル巻きとも言われる巻き方になります。
中間巻きのやり方
今回デジタルパーマで紹介
仕上がり
毛束で見るとこんな感じ
ツイストスパイラルパーマ(ねじり)巻き
毛束をねじってから巻きます。ねじれのあるウェーブになります。ボリューム感のある細かい波打ったウェーブです。
ツイストスパイラルパーマの巻き方・違いを知りたい方はこちら
ツイストスパイラルパーマとは?ツイストとの違いと「巻き方・強め・ゆるめ」
ツイストスパイラルパーマ巻き方・やり方
クリーム薬剤とリキッド薬剤の違いは?
仕上がり
ペーパーを先に使うのか、後に使うことによる違い
仕上がり、違いは??
ここまで紹介したパーマ巻きが割と使う最近のパーマかなと思います。
その他にもピンパーマや波巻きパーマなどもありますが、それらは他のページでも紹介しています。
波巻きパーマやり方は?ゴム掛け方法と効果は?・縦と横の違い【美容師向け】
コールドパーマ・デジタルパーマのメリットデメリット
ここまでパーマの種類や巻き方、仕上がりを紹介してきましたが、やはり扱うのであればパーマのメリットデメリットも理解しておく必要がありますのでここらで覚えておきましょう。
コールドパーマのメリット・デメリット
デメリット
デメリットは、デジタルパーマに比べると持ちが悪いと言われるパーマ技法になります。基本的には1ヶ月から2ヶ月くらいで段々と緩くなっていき、3ヶ月くらいで取れていくのがこのコールドパーマになります。(直毛・クセ毛などの髪質などによって変わります)
またスタイリングをする時には、濡れている時の方がパーマが最も強く出るため、乾かしすぎてしまうとパーマが伸びてしまうために初めての方や慣れていない人は動きをコントロールすのが難しく感じてしまう場合があります。
メリット
メリットは、デジタルパーマに比べるとダメージが少ないことです。
薬の力のみでパーマをかけるので髪の毛内部で熱変性が起こらないので手触りが柔らかくなります。乾かすと段々と緩くなって伸びてくれるので、フワッと緩く残るよおうに乾かしたり、ブローでボリューム出しながらスタイリングすることが可能です。
また根本からボリュームを出したい時などにもパーマをかける事が可能になります。(短いスタイルの場合)
デジタルパーマのメリット・デメリット
デメリット
デメリットは60度以上の温度で熱を当てると髪の毛が熱変性を起こして質感が硬くなっていきます。毛髪はタンパク質でできているので卵と同じ原理で熱を加えていくと固まっていきます。
なので、熱の加えすぎで質感が悪くならないように注意が必要になっていきます。
メリット
メリットはかけた時にのウェーブの持ちがいい事です。
なのでかかりが悪い人や、かけてもすぐ取れてしまうような直毛の髪質の方に特におすすめです。デジタルパーマの場合「薬剤」と「熱の力」の2つを使ってかけるパーマ技法になるので、コールドパーマみたいに濡れている時にパーマが最も出るパーマではなく、デジタルパーマは乾いた時にパーマが1番キレイに出て、コテで巻いたようなパーマを出すことが可能になります。
再現性が高く、流行りの大きめのパーマをかける事が可能でセットがとても簡単なパーマです。
まとめ
今回はこちらの3つを紹介していきました。
- パーマの種類は何がある?特徴は?
- パーマの巻き方・仕上がりについて
- 各パーマのメリット・デメリットについて
パーマの種類はもうわかりましたね!?
コールドパーマとデジタルパーマ・エアウェーブの3種類でさらに大きく分けると2種のパーマ技法に分けることができます。
薬剤のパワーでかけるパーマが「コールドパーマ」
薬剤と熱or乾燥の力を借りてかけるのが「デジタルパーマ・エアウェーブ」
パーマの巻き方や仕上がりの違いも理解できたかと思います。
パーマが苦手な人はまずは、巻く練習を繰り返して10分〜20分くらいで全頭を巻けるように練習していきましょう。それと同時進行で薬剤の知識や理論を整理しながら行動していくことでパーマを自由自在に扱えて、デザインの幅がどんどん広げていくことが可能になります。
常に行動!インプットとアウトプットを繰り返していきましょう。