こんにちは、こんばんは、masakiです。
今回のテーマは「酸性ストレートのGMTとスピエラの違いはあるのか?」について紹介していきたいと思います。
今回学べる内容は、3つです。
- GMT・スピエラ酸性ストレートの違い・検証
- GMT・スピエラの質感の違い・検証
- 酸性ストレートに必要な物
動画・オーディオで聴きたい方はこちら
スピエラ(ラクトンチオール)の酸性縮毛矯正・・・昔にスピエラが出てきた時には「スピエラ・トリプル還元法」というパーマ技法が流行っていましたね。あれは、スピエラの上からアルカリの薬剤を乗せていく手法です・・・なので正確にいうと酸性ストレートでもなんでもないです。
最近はスピエラ・GMT酸性ストレートとして酸性領域だけでのスピエラやGMTでの技法を紹介しています。
今までのスピエラ・GMT酸性ストレートの関連記事
↓
チオ換算とは?「GMT」「スピエラ」の違いは?還元剤を計算式で理解!美容師向け
スピエラ・GMT・酸性ストレート【入門編】美容師が知らない秘密・理論・ブリーチ毛での検証
この関連記事たちを見ても僕の場合は「GMT」をほぼ使っています。
ではでは、スピエラはどうなんですか?って事で今回はスピエラ酸性ストレートについて紹介していきます。
GMT・スピエラ酸性ストレートの違い・検証
スピエラ酸性ストレート
ではでは、やっていきましょう。
まずは、前回から登場した「アメリちゃん」
↓
相変わらず良い感じのウェーブですね。
では、早速薬剤を塗っていきます。
写真で見て
左側が「GMT4%濃度」
右側が「スピエラ3%濃度」
濃度を薄めたクリームは同じものを使用してるいるので、若干スピエラの方が ph は低いです。
GMT = ph 約4.5
スピエラ = ph 約3.5
放置タイムは10分でいきました。
そして、中間水洗してシャンプー・・・
↓
はい!
1剤を流しただけでは、アルカリの時の様にまったく伸びてません・・・
ここはビビらずに・・・
「酸性ストレート潤いアイロン技法」
今回は中間処理剤のローションで湿らして、ダブルアイロンしておきました。
そして、「過水4.5%」で10分・・・
こんな感じです・・・あまり大差はないかな・・・っと思いきや・・濃度の関係なのか ph の関係なのか左側GMTの方が、若干伸びてるような感じ・・・
アイロンも出来るだけ同じ様にしたし・・結局スピエラとGMTの違いは???
匂いとコストなのか?まぁ若干GMTの方が真っ直ぐ感が強いような感じですし、スピエラの方が柔らかさがあるかな・・・
是非この記事を読んでいるあなたにも酸性ストレートをチャレンジしてみて欲しい・・・
って事で、酸性ストレートをやるにあたって、必要なもの準備するものは?って事で、簡単に紹介していきます。
スピエラ・GMT酸性ストレート・アイロン技法 準備編
もう一度この記事をおさらいしましょう。
↓
スピエラ・GMT・酸性ストレート【入門編】美容師が知らない秘密・理論・ブリーチ毛での検証
たまに質問がありますが・・・
「ビビリ毛修繕をしてみたんですが・・・キレイには直せません!」
ビビリ修繕は、水分の残し具合が重要です。
よく聞くお話ですかね・・・これが大切であり重要。
そうなんです。
スピエラやGMTの酸性ストレートは「水抜きアイロン技法」が最大のポイント!
今回の【スピエラ・GMT酸性ストレート】の投稿をしていく中で1番悩んだのがコレです。
実は、この「水抜きアイロン理論」自体は10年くらいからある理論ですが、ビビリ毛修繕で使っていく場合に結構多く登場していました。
なので、ビビリ毛に対して使っていくのが”スピエラ”だったり、途中・・”中性のチオグリセリン”になり、最近は”GMT”ですね・・・
そうなんです。
ビビリ毛の修繕には、昔から「酸性〜中性領域」なんですね。
でも、やり方なんかはブログやネット記事ではほとんど書いてない。なぜなら、文章で伝えるのが難しいからですね。いや・・・メンドクサイからかも(笑)
失敗する確立が多すぎだからね・・・ビビリ毛修繕のアイロン技法・・・
アイロン技法がポイントなので、他の記事をみても、ほとんど最後は辞めとけ!って言われると思います。
ビビリ毛には・・・ビビリ毛になったのと同じ程度のパワーを髪にかけなければいけない。
しかもアルカリなんて使った日には・・・即死・・髪の毛死亡・・・です。
なので、こんなのブログだけで伝えれる訳ないやんっ・・・
でも、最近はInstagram、Twitter、YouTubeなどが出てきて、もしかしたらブログやネットでも伝える事が出来るんじゃないのか?ってことですね。
今回の【スピエラ・GMT酸性ストレート】入門編 パート2
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GMT・スピエラ酸性ストレート実際にやるとこんな感じ・・・
アイロン前の写真です。結構乾いてますよね。で、アイロンするとフワ~とスチームが出るくらいです。潤ってる・・・って感じが大切です。
潤いがある「水抜きアイロン方法」・・・
ではでは、この酸性ストレートにチャレンジしてみたい人は、一緒にしてみませんか??ってことで少しずつ記事に書いて行こうと思いますので、ぜひ少しづつで良いのでアウトプットしていきましょう。
まずは手始めに準備する物を紹介していきます。
【練習用のウィッグ】
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くせ毛ガール アメリちゃん・・・もしくはNaomiとかですかね。
Googleだったら「縮毛矯正ウィッグ ナオミ」で検索すれば、4000~5000円程度で買えると思います。普通のウィッグにパーマしたりすると2剤の残留問題とか面倒臭いので買った方が良いかと思います。
そして、ストレートアイロン
これは強制はしないし自分で使いやすいので構いません。
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僕の場合は「Nobby NB S1100のアイロン」を使っております。
あとは、美容師さんに人気なのは「アドスト」辺りですかね。
この辺あたりのアイロンは溝があって水蒸気が抜けやすく、モード設定でアイロン温度が下がりにくくなっているのでオススメです。
まぁ4万円くらいするので、なかなかの値段ですけどね・・・
用途にあわせて何種類か用意してあると便利ですかね。
MTGから出ている「リファアイロン」なんかもオススメです。
プレートがカーボンコーティングされていて、且つ水分が残っていても水蒸気を起こしづらく、少し湿っていてもアイロンを入れることが可能になっています。
Amazonで調べるとこんな感じ・・・
【やさしく包み込む】
カーボンレイヤープレートの表面に施した低反発コートが髪にやさしく密着。 髪をつぶさずにストレートヘアがつくれます。
【髪にダメージを与えにくい】
濡れた髪のまま高温のプレートをあてると、水蒸気爆発が起こりキューティクルを傷つけます。カーボンレイヤープレートは熱の伝わり方がマイルドなため水蒸気爆発を防ぎ、髪を傷つけにくい構造です。
【美しいストレートヘアをつくる】
カーボンレイヤープレートは ベースに高密度炭素を使用。 髪にムラなく熱を伝えて うねりを美しく整えます。
参考元:Amazon
アイロンの水分コントロールがまだ苦手な方は、リファアイロンなんかがオススメです。
その他にも、もうすでに使っているアイロンがある・・なんて言う方には「アイロンシート」もオススメです。
アイロンのプレートの周りにアイロンシートを貼るだけで”水蒸気爆発を抑えてくれます。
↓
貼ったらこんな感じ・・・
何事も準備段階が大切です。
動画・オーディオで聴きたい方はこちら
まとめ
今回学べる内容は、3つ紹介しました。
- GMT・スピエラ酸性ストレートの違い・検証
- GMT・スピエラの質感の違い・検証
- 酸性ストレートに必要な物
今回は左右でスピエラ・GMTを使って仕上がりや、質感の検証をしてみました。
どうでしたか?
若干GMTの方が綺麗にストレートになったかな?っと言った感じですが、スピエラの方でもまぁ人によってはアリかなと言った感じでしたよね。
こんな感じで、違いと仕上がりを参考にしてもらえると良いかなと思います。
最後まで見ていただきありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう。