縮毛矯正をかけたのに2ヶ月くらいで取れてしまった経験はありませんか?
毛先などにくせが戻ってきてしまったり、完全にくせ毛が出てきたなど。
そんなくせ毛戻りの原因や縮毛矯正をもたせる方法について紹介していきます。
- なぜ縮毛矯正が2ヶ月でとれたのか
- 髪のくせ毛の強弱でとれたりはするのか?
- 縮毛矯正後にしておいた方が良いこと・悪いこと
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目次
縮毛矯正が2ヶ月で取れてしまった原因
縮毛矯正がきちんとかかっていれば結んでいようが、日頃のケアがどうであれ、戻ることはありません。。。が、例外はあります。
- 縮毛矯正の薬剤の浸透が悪かったため
- アイロンによる熱処理の酸化不足
- アイロン前のドライで乾かしすぎてしまったため
- オーダーする時に、「自然な感じで」と伝えたため
など
縮毛矯正をかける時のポイント1・薬剤の浸透が悪い
まず縮毛矯正は、1液の還元剤というもので、髪の毛の中にある結合を切り、切った結合をストレートに再結合させる施術をおこないます。
そのため1液のアルカリと還元剤が髪の毛にしっかりと作用したのかが、縮毛矯正をかけるためのポイントです。
縮毛矯正をかける時のポイント2・熱処理不足
くせ毛をストレートにして真っ直ぐな縮毛矯正にするには、熱処理が必ず必要です。一般的には高温のアイロンを使用して、1液で切った結合を熱の力でストレートにしながら形状を固めていきます。これを「熱酸化」といいます。なので縮毛矯正をする原理の中で、この熱の入れが弱いと縮毛矯正をかけたのに、くせ毛が戻ったりしてしまうのです。
縮毛矯正をかける時のポイント3・アイロン前のドライ
先ほども伝えましたが、縮毛矯正をかける時には「熱処理、熱酸化」が必要です。ただしクセが強い方は、アイロン前のドライヤーで乾かしている間にも熱酸化が始まっているので、切った結合が繋がってしまい固まってしまうために、必要以上に乾かしすぎると、アイロンを入れても真っ直ぐにできない場合があります。
なので、乾かす段階からブローなどでクセの強い部分は伸ばしてもらいながら乾かしてもらう方が良いでしょう。
縮毛矯正をかける時のポイント4・オーダーの仕方
「自然な感じで!!」とオーダーしたことはありませんか?
実はこの自然な感じで、がかなり曖昧にしてしまっているのです。
人によっては自然な感じのニュアンスが違うため、気になるくせ毛の部分は美容師さんに伝えましょう。1液とアイロンの処理で、美容師さんは質感のコントロールができるので、あまりにも自然すぎると、戻ってしまうことがあります。
また根元のくせ毛に関してはしっかりとかけてもらった方が良いです。
前髪に関しても、あまり短いと固さが出る質感になってしまいます。
髪の毛の性質上、髪が短ければ短いほど固さが出て、長い方が柔らかさが出るためです。1番気になる前髪のクセが戻ってしまってはかけた意味がありません。
以上が縮毛矯正をかけたのにくせ毛が戻ってしまう原因です。
なのでかかりが悪いと髪が自然に元の形に戻ろうとします。
髪を洗う時など必ず髪は濡れます。濡れると髪を構成している部分の結合が緩くなり、元の形に戻りやすくなります。寝ぐせを濡らして直すようなもので、これは髪の性質です。
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番外編として、伸びる速さとくせ毛がものすごく強い方
新しく生えてきた髪のクセによるものです。
個人差はありますが大体1か月1㎝、2カ月ですと2㎝髪は伸びます。その部分は縮毛矯正されていませんので、クセ毛のままです。そうなると根元がクセ毛になるので、自然と全体的にクセ毛のように見えてしまいます。
ですので、あまりにもクセが強い方、スタイルが短い方は、1~2カ月に1回は縮毛矯正を受けることをお勧めします。
基本的にはしっかりと縮毛矯正がかかっていれば、パーマ液以外をつけない限り、何をしようと決してくせ毛に戻りません。
なので、そもそもの縮毛矯正のかかりが悪いことが原因です。
髪のくせの強弱自体は原因ではなく、そもそもきちんと伸ばしきれていないのが原因です。
(強い方がくせを伸しきれない原因にもなりすが)
縮毛矯正をした後すぐにシャンプーしようが巻こうが、耳にかけようが関係ありません。
2液の過酸化水素をつけた瞬間に薬剤の反応は終わり、その後の物理的な影響は受けません。
なので、縮毛矯正をやってもらったお店で遠慮せず直してもらいましょう。それが唯一の解決法です。
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縮毛矯正を長持ちさせるコツ
- 縮毛矯正をした当日はシャンプーをしない
- 縮毛矯正後2日目からはトリートメントをしっかりと
- 縮毛矯正後1週間は自然な髪形で
- ドライヤーをするときは髪を伸ばし(引っ張り)ながら乾かす
ヘアアイロンでクセがつかないようにするという方法もありますが、髪が傷みやすくなりますのでそこまでお勧めしません。ドライヤーで十分クセを直すことができます。
髪の毛結んでませんか?
耳にかけてませんか?
シャンプーする前にブラッシングしてますか?
強く洗っていませんか?
トリートメントをつける時にブラシを使っていますか?
お風呂あがりにすぐに乾かしていますか?
乾かす時に毛の流れを意識して乾かしていますか?
髪の毛をダメージさせないためにとても需要です。髪の毛を傷ませないことも縮毛矯正を長持ちさせるためのポイントです。
縮毛は自宅でのケアの仕方によって効果に差が出ます
上記を守って少しでも長持ちさせましょう。
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