今回は「ウルフカット」を紹介していこうかなと思います。最近人気ですよね。オーダーされることが増えてきたかなと、思います。
このウルフカット方法がちょっとわからないっていう問い合わせ、コメントが来ましたので、ご紹介していこうかと思います。
本日はベースカットのみの紹介をしていきます。
ベースカットのある程度素材を見たカットっていうところと、あえて繋げないカットを紹介していこうと思います。
カット前
カット後
今回のポイントはこちら!!
- ウルフカットにおけるアンダーとミドルの展開
- 顔まわりセクションのカット方法
- バックセクションの切り方
基本はいつもと一緒ですね、イヤーツーイヤー分けたときに、前とバックに引いてカットしていくカットの方法を紹介していきたいとおもいます。
まずはバックセクション。
耳したセクションで分けとって、今回はウィックですので、若干毛先がペラペラなのでブラントでカットしていきます。
前の展開にも持っていきながら長さのチェックをしておきましょう。
次にバックセクションになります。
アンダーのネープラインは一旦ダッカールで止めて、あえて考えずにバックのミドルラインを切っていきましょう。
その際に、ミドルラインはアンダーのラインとは繋げないで床平行に繋げてカットしていきます。
バックのモヒカンラインに集めてカットすることで、だんだん長くなるようにカット。
耳のライン上に長さが出るようにカットしていきます。
サイドの展開は、前に45度の角度でカット。
先ほど切った、バックセクションの耳のライン上にある髪の毛をゴールラインに決めてカットしていきます。
次にオーバー、ミドルセクションです。
同じく45度のライン上に引き出してカット。前の展開に引いてカットしていきましょう。
次にトップです。
いつも言っているように、前の展開に引いているだけですと、「グラデーション」が入ってしまいますので、トップに切り返してレイヤーを入れてカットしていきます。
放射線状に引き出してダイレクションをかけながらトップセクションをカットしていきましょう。
前とバックに引いてカットしている分「耳のライン上に角を作っていくことを意識しましょう」
最後にスタイリングをして完成です。
表面の毛流れと、シルエットを意識してカットしていきましょう。
ウエイトポイントや軽さなどは、最後のドライの時にカットしていく方が、目にみてわかりやすいので、まだ慣れていない人は、ドライでカットしていきましょう。
特に襟足の部分は軽さを入れすぎ注意です。
慣れてくれば、ウェットカットの段階でもある程度コントロールができるようになるはずです。
個人的にはドライカットに方がおすすめです。
簡単にいうと、お客さんにとって分かりやすいからです。
もちろんウェットの方が早く切れるというメリットがありますが、あくまでお客様ファーストの方が良いという考えになります。まあ、この辺は好みになりますので、どちらでも良いかと思いますが、たまに質問も頂くので、いちを紹介を。ww
今回は、「ウルフカット」について紹介しましたぜひ参考にしてみてください。