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カウンセリング カラー

美容師は絶対覚えるべきヘアカラーカウンセリング5つの秘密

2021-02-08

今回は、「ヘアカラーのカウンセリング」についての紹介をしていきたいと思います。

近年カラーは多種多様な種類が販売されていて、美容室に限らず、ホームーカラーも沢山見かけるようになりました!!

もちろん塗る人の力量や薬剤知識などが仕上がりを上げていくことはもちろんなんですが、カウンセリングもかなり大事なので、ここでしっかりと学んでおきましょう。

 

内容としては、前回紹介している「カウンセリングの極意編」で紹介している内容と流れ的には同じになりますので、まだみていない方はぜひそちらも確認してみてください。

 

 

 

 

 

結論この5つを抑えてカウンセリングをするのがベスト

  • スタイルの確認イメージの共有イメージのすり合わせをしていく
  • 提案をしていく
  • パーソナルカラーの理解
  • 仕上がりをイメージを限りなく理解させる
  • リスクの確認

 

 

スタイルの確認、イメージの共有、イメージのすり合わせをしていく

カラーの色味を聞いた段階で、まずは写真を使ったイメージを共有しておきましょう!!この段階でどのような色なのかを、ブレないようにしておくためにおこないます。

 

例えば、

スタイルを決める際に、言葉のみのカウンセリングをしていませんか?

ピンクにしたいと言われてピンク色に染めたのにと違うと言われたことはありませんか?

その他にも以前の施術履歴が邪魔してしまった

「それをそのままにしておくと」

お客様が満足していない、指名率の低下、お客様が増えないといった悪循環になっていきます。

でも逆にこれが出来ればお客様の満足度アップ、仕事の効率化、指名アップに繋がっていきます。

 

人によって色味の認識が違うことがあるので注意が必要!!

これもピンクですし、

 

こちらもピンクです。

 

こちらもピンク!!

 

 

実際は、どのピンクがいいのかを確認するところからカウンセリングは始まっていきます。

 

そして、写真で確認して色が決まった段階で次に、

明度の説明、できるのか?できないのか?の説明をしていきます。

「①や②」のピンクの場合は、ブリーチが必要になっていきますし、
③の様な場合は髪質などによっては、ワンカラーでいける場合もあります。

また③の様な場合でも、ベージュという方もいます。

 

こちらの場合をピンクという方もいます。

 

このように、人によって色味の捉え方と、感じ方が違うので、絶対的に写真を使ってのカウンセリングをおすすめします。

特に初級スタイリストに多いのが、言葉のみでやってしまう場合、クレームリスクが多くなります。

ベテランスタイリストほどカウンセリングの時間を使っていきます。

 

 

提案をしていく

お客様の中には、色味がまだ全然決まっていない場合もあります!

そういった場合は、「提案が必要になっていきます」

 

“どんなカラーが流行っているのか?“

“どんな色が似合うのかを説明“

 

これらをお客様のライフスタイルに合わせて提案していくようにしていきましょう。間違っても自分の感覚で話すのはNGです。

  • 嫌いな色味
  • 好みの明るさ
  • 普段きている洋服、仕事
  • どんな雰囲気の人が好きなのか?

これらを主に聞いていきましょう!!

 

そうして決めていく流れの中で、先程の「できる、できない」の説明をお織り交ぜていくお話をしましょう。

 

 

 

パーソナルカラーの理解

その中で「パーソナルカラー」の話をしていくのも効果的になってきます。

実際ほとんどの日本人は

“イエローベース“か“ブルーベース“に分かれていきます。

 

こちらのシートの

 

イエローよりのピンクと、

ブルーよりのピンクの上に手を置いてもらうことでわかります。

 

肌が明るく見える方が、お客様のベースの色になります。

 

血管の色や、首の色で判断することもできます。

 

ハードかソフトなのか?

「白目と黒目のコントラストでチェック」

黒目が明るい人は“ソフトタイプ“

その他普段の洋服の色を聞いておく。

 

 

シーズンを決めていく

「○○様は、イエローベースでハードタイプですので、オータムタイプですね。

オータムタイプの方は明るすぎないお色が似合いますので、 ○○様のなりたいナチュラルなイメージにぴったりですね!」

「○○様は、ブルーベースでソフトタイプですので、サマータイプですね。
サマータイプは日本人の中で1番多いタイプと言われているんです。

○○様は本日ピンクにしたいとの事ですが、サマータイプの方はハッキリしたピンクより、 柔らかいピンクの方がお肌となじみやすいです。

○○様の優しい雰囲気をより引き立たせるために、本日は柔らかいピンクを試してみませんか?」

 

 

仕上がりイメージを限りなく理解させる

仕上がりがどうなるのかを理解させる必要があります。

極力近い写真で、全体が明るくなると今感じの雰囲気、色はこのような感じと、近い写真を見せてあげましょう。

僕の店では「エクステ」があるので、それを使って明るさの説明をしたり、実際にお客様の髪の毛の表面にエクステを当てて、明るくなるとこんな感じですよと、実際にお客様の目で見てもらいます。

そうすることで、結構明るいな。とか、結構暗いですね。など意見を言っていただけるので、よりやりたい色や明るさが明確化していきます。

 

 

リスクの説明・確認

リスクの確認に関しては、もはや毎回恒例の行事みたいなものですね!!

まずは、最近多い

ポイント

“ブリーチ“のリスク

“明るく“するリスク

“暗く“するリスク

“色味“のリスク

“色持ちと来店周期“のリスク

大きく分けるとこちらの5つに分かれていきます。近い部分もありますが順番に説明していきます。

 

“ブリーチ“のリスク

ブリーチはみなさんご存知「ダメージ」ですね。

あとはかなり明るくなるのと、色もちが悪いのが特徴と回数にもよりますが、「黄ばみ」が出てしまう。気になってしまう。

 

“明るく“するリスク

明るくしたことない人が急に明るくしてしまうと、普段の服装に合わなくなってしまう、女性であればメイクに合わなくなってしまう、明るくする分「パサついて見える」などが挙げられます。

 

“暗く“するリスク

暗くする場合は、次に明るくする場合明るくしづらい部分と明るくするリスクと同じように洋服、メイクなどに合わなくなる場合があります。

また、色味の発色が綺麗に出なくなるリスクが出ていきます。

 

“色味“のリスク

色味に関しては、

暖色系と寒色系がありますが、色の濃さや色味によっては、顔色が悪くなって見えたり、老けて見えてしまう色味があります。

彼らは人の肌の色や、メイクの感じによっても違いがありますので、しっかりと相手を分析していきましょう。

 

“色持ちと来店周期“のリスク

最後に色持ちの確認です。

色の持ちに関しては、明るさとダメージに比例して悪くなっていきますので、特に明るさを出したい人などには伝えてあげましょう。

明るくする分、入れていく色味も薄い分色の抜けも早いためです。

また、明るくしている分根本の黒い部分が大変目立ちやすくなっていきますので、目安の来店周期を伝えてあげて汚くならないように伝えといてあげましょう。

 

 

「パーソナルカラー診断」をすることや
その①〜⑤までのしっかりとした過程を踏むことで、満足度が高まり、

 

「この美容室は私のことをわかってくれる」
「この美容室なら任せられる!」

 

そんな風に思ってもらえれば嬉しいですよね!!
もちろん、綺麗な色味を出すことが美容師の仕事かもしれませんが、

お客様に合わせたカウンセリングができること、
お客様のご要望をただ聞くだけでなく、期待を超える提案、

そういった部分が、他の美容室では出来ない自分たちにしか出来ない価値になります。

美容室が増えている、技術、薬剤、レベルがどんどん上がっているこんな時代だからこそ、

「あなただけの・・・。」

そこに答えられることが重要になって来ていますね!!

 

 

まとめ

いかがでしたか?

今回は「カラーカウンセリング」を紹介をしました。

結論この5つを抑えてカウンセリングをするのがベスト

ポイント

  1. スタイルの確認イメージの共有イメージのすり合わせをしていく
  2. 提案をしていく
  3. パーソナルカラーの理解
  4. 仕上がりをイメージを限りなく理解させる
  5. リスクの確認

 

これらを取り入れてカウンセリングすることによって、お客様の要望をもっと深く理解することが可能になりますので仕事も早くなりますし、何よりお客様も安心してもらえます。

 

実際なんでもそうですが、ゴールが決まっている方が、進みが圧倒的に早いです。

 

これって遊びにいく時も同じですが、目的地が決まっているのと、未定の場合では目的地が決まっている方が計画も立てやすいですしわかりやすいです。

逆に未定の場合は決まるまではムダな時間が圧倒的に多くなります。

これらは美容の仕事に限らずですがカラーの色味が明確的に決まっている方がその色味に向かって最短ルートでいくことが可能になります。なのでカウンセリングがとっても重要なんです。

 

もしこれらをそのままにしておくと、まずお客さんの指名は増えないでしょう。

なぜかというと、お客様からしたらプロの美容師にお願いしっているんですからそれぐらいは察知して当たり前なんです。

特に若いスタイリストに圧倒的に多いのが、自分が良いと思ったものを押し付けてしまいます。

 

例えば、「メンズは軽い方が束感が出て良いんですよー」とか言ってる美容師さん、お客様があまり軽いのが好きではなかった場合どうなりますか?完全に2度とは来ないですよね?

他にも「重めの方がまとまるんですよねー」と言っても実際は立たせたい、束感が欲しいなどといった場合、そんなことをいうスタイリストはお客様からしたら全然希望のスタイルにならないなと思って指名することはないでしょう。

 

 

ぜひ参考にしてみてください。

 

 

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