縮毛矯正とストレートパーマの違いとは?
縮毛矯正におけるアイロンとブローの違い。
イコール=縮毛矯正とストレートパーマ違いについて。
使い分ける意味
アイロンとブローを使い分けているのは、
あくまでお客様のニーズに対応するためです。
縮毛矯正とストレートのニーズは、
「くせ毛をしっかり伸ばしたい」ものと、
「くせ毛は伸ばしても丸みが欲しい」と言う2種類があります。
そしていずれも感触の良さや手入れのしやすさ、
柔らかさが求められています。
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アイロンでくせ毛を伸ばしていく場合に、
無理やりアイロンを入れて伸ばして対応された経験は無いでしょうか?
極度なアイロンは熱変性と言って、
「つっぱった仕上がり」「硬い矯正」の原因となります。
アイロンはくせ毛を伸ばすためではなく、艶と質感を整えるために使うものです。
「アイロンは一般的な、縮毛矯正を指す」
ブローはもともとクセが弱い方や、軟毛の方のアプローチとして使用しています。
「ブローは一般的な、ストレートパーマを指す」
アイロンの熱が
「160度から180度まで」上がるのに対して、
ブローの熱は高くても
「100度前後です」
熱の負荷が少ないことで、
伸ばすと言うよりも形をある程度残した施術が可能なのが、
ブローのメリットです。
くせ毛を生かすと言うのは柔らかさや、弾力を残しながら形を作る、
と言うことで、ブローはこれに適しているといえます。
「くせ毛をキレイに無くすのか?」
「くせ毛を生かすのか?」
のデザインの違いでアイロンとブローの使い分けが必要となります。
アイロンが得意とする仕上がり
- ストレート感
- ツヤ
- 質感チェンジ
- 毛先のまとまり
- パサつき
デメリット
- 丸みの表現が苦手
- 折れ目がつきやすい
- 熱変性を起こしやすい
※熱変性とは?「つっぱった仕上がり」「硬い矯正」の原因となります。
テンションを加えすぎたり濡れた状態で施術するとダメージを起こす。
ブローが得意とする仕上がり
- 丸みの表現
- 弾力
- 柔らかさ
- 形を残す
- 根本の立ち上げ
デメリット
アイロンのようなまっすぐな艶感が苦手。
軟化の調節によっては、パサつきやすくなる場合があるため
ダメージしている毛先の処理が難しい。
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