白髪染めや、おしゃれ染めをした後に、頭皮のただれや、痒み、湿疹などの症状から病院に行った際に「ジアミン」の成分のせいです。と言われた経験がある方は要注意です。
白髪染めのアレルギーは、急に来るものがほとんどです。
花粉症のアレルギーと一緒で、日々のカラーの蓄積によって、体の中に溜まってきたアレルギー成分が一気に爆発して症状が現れます。
今回はそんな白髪染めアレルギーに悩んでいる方に向けての対策を紹介していきたいと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
目次
- 1 白髪染めアレルギーになった場合の対策
- 2 白髪染めアレルギーの染める方法は2つに絞った方がいい理由
- 3 アレルギー体質の人でも使える白髪染め!ジアミンのカラー剤不使用3選
- 4 ジアミンとは?パラフェニレンジアミンとは?
- 5 ジアミンアレルギーを放っておくとどうなってしまうのか?
- 6 アレルギー体質の人でも使える白髪染め!ジアミンのカラー剤不使用3選
- 7 ジアミンアレルギーの主な症状
- 8 【アレルギー性皮膚炎】
- 9 【刺激性接触皮膚炎】
- 10 ヘアカラーが引き起こすアレルギー性皮膚炎の原因
- 11 アレルギー体質の人でも使える白髪染め!ジアミンのカラー剤不使用3選
- 12 ジアミンアレルギーの予防
- 13 ジアミンアレルギーになってしまったら?
- 14 カラートリートメントとヘアカラーの違いについて
- 15 アレルギー体質でも使える白髪染めカラー剤は?
- 16 アレルギー体質の人でも使える白髪染め!ジアミンのカラー剤不使用3選
白髪染めアレルギーになった場合の対策
ポイント3つ
- カラー剤に触らない
- 美容室で染める
- カラートリートメント・マニキュアで染める
特にこちらに3つに気をつけて、白髪染めをしていきましょう。
カラー剤に触らない
カラー剤に触らないのは、カラーの中に含まれている「ジアミン」という成分がアレルギーの原因であるために皮膚に触れないことが大切です。
そもそもジアミンとは、「アレルギー成分」が高い成分で、その中でもパラフェニレンジアミンは最も高いと言われている成分の一つです。
注意ポイントは4つ
- 頭皮がかゆくなる
- 頭皮がピリピリする
- 頭皮がただれてしまう
- 頭皮が赤くなってしまう
以下の4つのポイントがある方は「ジアミン」について理解しておきましょう。
美容室で染める
自宅で染めている方は、なるべく美容院で染めるようにしていきましょう。なぜならば、市販のカラー剤はアレルギー物質が多いと言われており、体への影響があるとされています。また、自宅でやる分時間がかかり、皮膚に触れている時間が長くなる分アレルギー物質を吸収してしまいます。
またすでにアレルギーが出ている方は、美容室でアレルギーのことをしっかりと話して、新品の耳にかぶせるキャップや、カラーやシャンプーをする際の首に巻くクロスなども皮膚につかないようにしてもらうのが好ましいです。
せっかくカラー剤に触れないようにしているのに、その他の部分でちょっとしたカラー剤の残りかすみたいなものでアレルギーを起こしてしまう方もいますので、十分注意してもらいましょう。
カラートリートメント・マニキュアで染める
先ほども「カラー剤に触れない」と伝えましたが、ジアミンが入っているカラー剤に触れないことが前提であり、白髪染めで使えるカラー剤もあります。それが、
「カラートリートメント」
「マニキュア」
こちらの2つになります。
カラートリートメントもマニキュアも“ジアミン“が入っていないカラー剤になり、また「酸性カラー」といって髪の毛にも優しく、カラートリートメントに関しては、トリートメント効果もあります。
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以上が白髪染めでアレルギーに対しての主な対策になります。
そもそも「ジアミン」とは何なのか?も詳しく理解しておきましょう。
ジアミンとは?パラフェニレンジアミンとは?
ジアミン(パラフェニレンジアミン)とは、主にヘアカラー剤の中に含まれる成分の1つで、アレルギーの原因と言われています。
症状がひどい場合は頭皮だけではなく、顔、体、など至るところに湿疹や赤くただれる、かぶれると言った症状が発生します。
主にアレルギー反応として出てくるので、”初めは大丈夫だった“とか”私はいつもカラーしてるから平気“といっても安心はできません!!むしろカラーの頻度が多い人ほど「アレルギー」を起こしやすいのです。
ポイント
花粉症のアレルギーをご存知でしょうか?
花粉症も最初から出てくるのではなく、毎日の積み重ねが原因で突如!急にアレルギーは出てきます。カラー剤も一緒で、カラーの繰り返しによって体の中に「パラフェニレンジアミン」が蓄積していきアレルギーが突然現れます。
カラー剤でなるアレルギーのことを「ジアミンアレルギー」と言います。
ヘアカラー剤の中には酸化染毛剤=パラフェニレンジアミンという酸化染料がアレルギーの原因です。
じゃあそれを無くせばいいのでは?と思うかもしれませんが、一般的な「白髪染め」「ファッションカラー」などに使われているジアミンは、“髪の毛を染めるためには取っても重要な成分であり欠かせない存在”なのです。
ジアミンアレルギーを放っておくとどうなってしまうのか?
ジアミンを放っておくと「アナフィキラシーショック」を引き起こす原因になります。
アナフィキラシーショックとは?
アナフィラキシーショックを起こすと、全身各所にさまざまな症状が現れます。全身にじんましんが生じたり、咳や喘鳴ぜんめいが生じたりします。消化器症状として、吐き気や嘔吐、下痢、腹痛が生じることもあります。
さらに、口腔粘膜が腫れてしまい、空気の通りが悪くなることから、呼吸困難を生じることもあります。全身の血圧や意識状態も低下し、短時間のうちに死に至ることもあります。
原因となる物質に暴露されてからアナフィラキシーショックに至るまでの時間は、体質や体調などによって異なります。しかし、ハチ毒によるアナフィラキシーショックの経過は特に早い傾向があり、蜂に刺されてから数分の経過で心停止に至ることもあります。
白髪染め、ファッションカラー等でアレルギー反応がでた場合は速やかに病院で検査を受けることをおすすめします。
特に長い間にカラーを繰り返している人や肌が元々弱い人はアレルギーが出やすい傾向にありますので注意が必要です。
また市販のカラー剤で染めている人などは、アレルギーが早く出やすい傾向にあります。
アレルギー体質の人でも使える白髪染め!ジアミンのカラー剤不使用3選
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ジアミンアレルギーの主な症状
カラーのアレルギーには色々あり、その原因が「ジアミン系」染料である事は分かりましたか?
主な症状は、
- 痒み
- 湿疹
- 動悸
- 呼吸
などの症状が、主に出てきます。
特に多いのが、かぶれ、湿疹。
種類は
「アレルギー性接触皮膚炎」
「刺激性接触皮膚炎」
2つあります。
【アレルギー性皮膚炎】
カラーでアレルギーになる方の多くは、アレルギー性皮膚炎の場合が多く、特徴としては、染めてから6時間から半日後くらいに痒みが出始めて、赤み、はれ、湿疹などが症状として出てきます。ピークは48時間後が1番ヒドくなります。
症状がひどい方だと、顔全体がはれたり、頭皮から膿が出始めて、カラー剤が付いていないところにまで皮膚の炎症が拡大していきます。
そのまま気にせづにカラーをしているとカラーのアレルギー症状が悪化していき、最悪の場合全身の蕁麻疹、呼吸困難、動悸、などの症状が起こりとても危険です。
【刺激性接触皮膚炎】
刺激性接触皮膚炎は、カラー剤を混ぜた時などに起こる化学反応により薬剤自体に熱が生じます。そのカラー剤が皮膚に触れた時に生じる刺激の事が刺激性接触皮膚炎です。
こちらは、アレルギーではなく「しみる・痛い」などの一時的なものです。
ヘアカラーが引き起こすアレルギー性皮膚炎の原因
先ほども紹介しましたが、ヘアカラー剤の中の成分でアレルギーの原因となっているものが
「ジアミン」別名「酸化染毛剤」
とも呼ばれている物質です。
そもそも、その中でも最強のアレルギー物質と言われているのが、パラフェニレンジアミンです。カラー成分の中でも、もっともアレルギー反応が出やすい物質です。
パラフェニレンジアミンは、発色が良く、色味が髪の毛に定着しやすくヘアカラー剤にはかかすことのできない成分です。
注意ポイント
注意したいアレルギー成分
- パラフェニレンジアミン(1番要注意)
- パラアミノフェノール
- パラベン
- 4−ヒドロキシプロピルアミノ−3−ニトロフェノール
- インディゴ
またカラーリングは1液と2液を混ぜることで、化学反応を起こしているので直接つく頭皮にはダメージを与えてしまうのと、頭皮からの吸収があり、アレルギー物質が体に蓄積していき、アレルギーになりやすい1番のカラーリングの方法と薬剤になります。
特に注意したいのが、「ホームカラー」をしている方です。
ドラッグストアやネットなどで、今では気軽に購入できるカラー剤ですが、市販されているカラー剤にももちろんジアミン系の物質は含まれています。
家で染めている方に多いのが、必要以上に時間を置いてしまうといった事です。
基本的には、カラー剤を混ぜてから30分以内に流すのが、定められてる時間ですが、ホームカラーをしている人に多いのが1時間置いてしまっているなどの過剰に頭皮が薬品にさらされているということです。
それらの時間が増えてしまうとアレルギーの可能性も上がってしまいます。
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ジアミンアレルギーの予防
ヘアカラーにアレルギーがあるかを毎回調べる必要があります。
基本的には、1度アレルギーになってしまったら、一般的なカラー剤では施術をおすすめしません。
調べる方法は「パッチテスト」をするか、「病院」で調べてもらうことをおすすめします。
市販のカラーでも中に入っている取り扱い説明書にやり方が書いてありますので、調べましょう。いつもカラーしていて大丈夫であってもいきなりアレルギーが出ることがあります。心配な方は必ず調べてからカラーリングしましょう。
ジアミンアレルギーになってしまったら?
ヘアカラーアレルギーになってしまったらカラーリングはどうしたら良いのか?
ジアミン系のカラーでアレルギーの方には、ジアミン系が入っていないカラー剤を選びましょう。
カラーアレルギーの人が使えるカラー剤とは?
ポイント
【使えるカラー剤】
カラートリートメント
マニキュア
上記のようなカラー剤は「ジアミン系」カラー剤の入っていないカラー剤になります。
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カラートリートメントとヘアカラーの違いについて
最近では色んなカラー剤が出てきたり、いろんな呼び名があって何がなんだか分からない人も多いのでは? そもそもヘアカラーとカラートリートメントの違いは? スポンサーリンク カラートリートメン ...
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注意ポイント
【使ってはいけないカラー剤】
- ファッションカラー
- グレイカラー
- ヘナカラー
上記のカラー剤は「ジアミン系」が配合されているカラー剤になります。
また、ヘナカラーなどは植物性カラーなので安心と思われがちですが、それは天然のヘナに限ります。白髪を染めるような暗くなるヘナカラーにはジアミンが含まれているものがほとんどですので注意が必要です。
アレルギー体質の方は植物アレルギーもでやすくなるので、あまりおすすめしません。
アレルギー体質でも使える白髪染めカラー剤は?
白髪染めに使えるカラー剤はどれなのかと言うと、上記でも述べたように、「カラートリートメント」「マニキュア」になります。
白髪染めのアレルギーで苦しんでいる方は多くいらっしゃいます。1度アレルギーになってしまうと使えるカラー剤の種類も限られてくるのが現状です。
全国の白髪染めアレルギーに悩んでいる方の為に、アレルギー体質の方でも使える白髪染めのカラートリートメント商品を探してみました。
是非参考にしてみてください。
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