最近では、情報社会になった分、YouTubeなどでも「セルフカラー」の方法などが掲載されているので、ホームカラーで挑戦してみようとする方も多いかと思います。
なので今回はそんなホームカラーで人気の「グラデーションカラー」について紹介していきたいと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
目次
グラデーションカラーのやり方
グラデーションカラーのポイント4選
- ブリーチ
- ブリーチを入れていく幅
- ブリーチとの境目
- グラデーションにのせるオンカラー
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【ブリーチ】
基本的には「ブリーチカラー」が必須になります。
ブリーチを使わなくても出来るといえばできますが、明るさの“差”がつかないので、ネットなどの画像で見る様な、透明感がある綺麗なグラデーションカラーにはなりません。
グラデーションカラーのポイント!!ブリーチをする!!
ブリーチで色を抜く方法をおすすめします。ブリーチを使わないグラデーションは大体は失敗します。
市販のブリーチといっても、金色にならずどれだけ時間をおいても茶色になるものも市販で売っています
余談ですが、グラデーションカラーを泡カラーでは失敗します。
【ブリーチを入れていく幅】
ブリーチを入れていく幅になりますが、ベーシックなグラデーションは、スタイルの長さの3分の1だけをブリーチして明るくしていきます。
セルフでカラーする場合
- 毛先に塗り、10分程度放置します。
- その後、塗った上の毛にさらにブリーチ剤をぬり、5〜8分程度おきます。
- その上を、感覚を少しずつあけて、時間感覚も短くしながら色を抜きます。
ただ普通のブリーチでもまだらに色が抜けたりしますので、
できれば色の抜け具合によっては、ブリーチの塗布量を多くして色抜けをコントロールするか、時間に余裕がある方は、1度流して、乾かしてから同じ工程をしてあげると仕上がりが変わってきます。
【ブリーチとの境目】
- グラデーションの境目を消す
- ぼかすためには、ブリーチの塗り方が1番大事になります。
- 少しジグザグに入れていくイメージでブリーチを塗っていくと仕上がりがボケた感じに仕上がります。
最近よく耳にする方もいる方と思いますが「バレイヤージュ」なんて呼ばれる技法になりますが、昔からあるカラー塗布の技術になります。
【グラデーションにのせるオンカラー】
ブリーチした後にするカラーを“オンカラー”と言いますが、オンカラーのポイントは狙っていく色味によって変わってきます。
また、ブリーチの回数によっても変わってきますので、アンダーカラーの色味とダメージレベルをしっかりと見極めることが大事です。
※アンダーカラーとは、見た目の色味の事で、見た感じが、黄色なのか?赤味があるのかで、載せる色味を判断しなければいけません。
例えば、
赤系はグラデーションにしやすいです。
ただし赤が入る訳でなく、ニュアンスオレンジ系の茶色になったり。
逆にアッシュ系は色が入りづらい、とくにブリーチなしでのグラデーションだと、ただのベージュの色味になって終了です。
ブリーチしている場合も注意が必要で、単純にアッシュを乗せた場合は“緑色”になってしまうなんていう失敗にもなりかねません。
※黄色と青色が混ざると緑色になります。
そういった場合は、本来美容室であれば”補色“と言って紫色をカラー剤の中に混ぜます。
そうする事で、黄色味を紫が中和してくれてアッシュ系の色味を綺麗に表現してくれます。
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失敗するセルフグラデーションカラーの原因
- ブリーチを使っていない
- ブリーチを使ってのグラデーションが出来ていない
- 1回のブリーチだけで終わっている
大きく分けてこちらの3つです。
【ブリーチを使っていない】
基本的にはブリーチを使わないと、色の差がつきません!!
また、ミルクティーカラーやシルバー、アッシュ系の透明感のあるようなカラーデザインは、ブリーチが必要不可欠な存在です。
【ブリーチを使ってのグラデーションが出来ていない】
ブリーチを使っても、ベースであるグラデーションの出し方がうまくいっていないと仕上がりがブリーチした所としていないところで“パキッ“と別れてしまいます。
なので、境目をぼかす塗り方をしないといけません!
塗りながら少しづつ幅を出していく方法か、会えてジグザグにブリーチを塗っていく方法になります。
【1回のブリーチだけで終わっている】
特に市販のブリーチを使っている場合に多いのですが、市販のブリーチにはそこまでのリフト力(ブリーチで金髪にする力のこと)がありません。
なので1回だけでは、希望の色味を出すための明るさが無いのと、黄色味、オレンジ味が残ってしまうので、表現したい色味の邪魔をしてしまいます。
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【セルフグラデーションカラー】ブリーチなし
セルフのブリーチなしで、グラデーションカラーを作りたい場合は、まずは、ベースの髪の毛をカラー剤で1番明るいのを使い、明るくします。
1回だけでは、明るさが不十分なので1週間に1回のペースで明るいカラー剤で染めていきます。
これを3〜4回ほど繰り返します。
※出来れば「アッシュ系」のカラー剤の方が良いです。
ある程度明るくなってきたら、グラデーションを作る段階です。
髪の長さの3分の2くらいを暗くします。
この時に中途半端な暗さですと、毛先の明るさと差がつかないので、なるべく暗くしましょう。
次に毛先の残りを染めていきます。
いつも使っているアッシュ系の1〜2トーンくらい下の明るさので染めましょう。
あまり暗いとグラデーションになりません。
このやり方で多少グラデーションが作れます。
また、よりはっきりしたグラデーションが作りたい場合は「塩基性カラー」などを使うことで、色のメリハリを出すことが可能です。
※塩基性カラーとは、カラーバター、マニックパニック、などのカラートリートメントのことです。
セルフで作るアッシュ系グラデーションカラー
セルフで作るアッシュ系グラデーションカラーを作る場合も、上記で書いたような手順と一緒です。
ベースの髪の毛をカラー剤で1番明るいのを使い、明るくします。
1回だけでは、明るさが不十分なので1週間に1回のペースで明るいカラー剤で染めていきます。
これを3〜4回ほど繰り返します。
※出来れば「アッシュ系」のカラー剤の方が良いです。
ある程度明るくなってきたら、グラデーションを作る段階です。
髪の長さの3分の2くらいを暗くします。この時に中途半端な暗さですと、毛先の明るさと差がつかないので、なるべく暗くしましょう。
次に毛先の残りを染めていきます。
いつも使っているアッシュ系の1〜2トーンくらい下の明るさので染めましょう。あまり暗いとグラデーションになりません。
このやり方で多少グラデーションが作れます。
このやり方で狙える色味は、アッシュベージュくらいです。
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そもそもグラデーションカラーとは?
グラデーションカラーとは、その名の通り、グラデーションの様なヘアスタイルのことをさしますが、一般的には、根元付近ほど色が暗く、中間から毛先にかけて髪の毛が明るくなっていくカラーデザインのスタイルのことを指します。
スタイルに出来る種類も豊富で、
- ボブグラデーション
- ミディアムグラデーション
- ロンググラデーション
各スタイルべつのデザインが存在します。
グラデーションカラー・ボブ
ボブとは、アゴライン〜アゴ下4〜5㎝ほどの長さのスタイルを「ボブ」と言います。
- 重めのボブ
- 前下がりのボブ
- 前上がりのボブ
など大きく分けて3種類あります。
ボブのグラデーションカラーは、毛先の4〜5㎝を明るくする、もしくは色味を変えたりしておこないます。
グラデーションカラー・ミディアム
ミディアムスタイルは肩につく長さから、鎖骨下2〜3㎝くらいまでの長さを「ミディアム」と言います。
ボブ同様に毛先6〜7㎝ほどをブリーチしてグラデーションを作ります。
グラデーションカラー・ロング
ロングは胸元の長さから下の長さはロングの扱いになります。
毛先8〜10㎝ほどをブリーチしてグラデーションを作ります。
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グラデーションカラー・料金
料金の平均は“10,000円”ほどです。
といってもピンキリで、安いところだと、5,000円〜なんてところもあります。
高いところは20,000〜上もありますが、都心部の立地の条件のよっても変わってきます。
【料金の違いは?】
1番の違いは薬剤の違いが上げられます。
カラー剤の中でも“ブランド”がありますので、人気商品や特許を取っている様なカラー剤は仕入れ値も高くなってきますので、必然的にいい薬を扱っているお店の値段は上がってきます。
あとは先ほども書いた様な“お店の場所”
都心部に行けばいくほど家賃も高くなってきますので、値段を上げざる得ないのです。
なので、金額が高いからといっていい薬とは限りません。
グラデーションカラー・施術時間
時間の目安は1時間半〜3時間程度はみておきましょう。
長さや、狙っている色味などによっては、時間がかかったりするためです。
また前回の施術内容によっては、希望の色にはできない場合もあります。
例えば
黒染めをしている髪の毛に関しては、綺麗に髪の毛が明るくならないだけではなく、ムラになりやすくなってしまします。
そうなってしまうと、希望の色には出きないことが多いです。もしくは1日でブリーチを何度もしていくという荒業になってくる場合があります。
なのでカラー履歴があり、黒染めなどをしている場合は2倍〜3倍の時間がかかる場合もあります。
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